「こころ」の病・・・なのか?

いろいろなところで「心の病」っていう表現を目にする。
PDも,この「心の病」に入っているのだが,果たしてホントに「こころの」病なのだろうか?
この表現にこそ,誤解があるように思われてならないのだが。

PDって,あれこれと言われてはいるけれども,脳内の神経伝達物質の分泌に絡んで症状が出てくるという説が有力になってますよね。だとすると,これは脳がイカレてしまったのでなく,分泌の調子が乱れているってこと。風邪を引いたのと何ら変わりはない。

その証拠に,まずはSSRIなどの抗うつ剤を試してみて,セロトニンの状態を改善することが治療の基本になっています。これって,「こころの」じゃあないってことじゃないのかな?

そもそも,「こころ」ってドコにあるんだ?ってのが,ワタシの疑問でもある。ワタシの感覚では,心って,胸の辺りに感じるんだけど。。。

本筋に戻るが,PDの症状が続くと,気分が滅入ってきたりして「うつ状態」「抑うつ状態」になることが多い。その場合,気分が落ち込んだり滅入ったり,あれこれと自分を責めたりするから,これは「気持ちの」うえでの悩みや症状と言えなくもないね。だとするなら,この部分はなんとなく「こころの」って感じがしないわけでもない。

しかし,これは派生的に生まれた状態なのであって,そもそもPDが「こころの病」ってことにはならんはずなのだが。。。

考えれば考えるほど,胡散臭い表現だな・・・と思われてなりません。こんなところから,社会の誤解を受けたり,偏見を持たれたりして,なかなかカミングアウトできないってこともあるんじゃないかな。

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